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FreeHand の使い方-3 <形状属性とグループ> [FreeHandで行こう!]

FreeHandで行こう!】その7(使い方-3)です。
                     →その1 その2 その3 その4 使い方-1 使い方-2 はこちら

FreeHand 使い方 連載中。 今回は 使い方-3です。
ガイド本やネット上の情報も少ないですから、関心ある方のお役に立てれば幸いです。



■今回の作例も、グラデーションとブレンドで作成したデザイン画です。 FreeHandのドロー機能は、あらゆるイラスト作成に対応しますが、とりわけテクニカルイラストレーションの作成に向いていると感じています。実際、経験豊富なテクニカルイラストレーター諸氏は、現在でも多くの人が FreeHandを使っています。
理由は、何より直感的に速く、楽に、そして思うままに描けるからです。
FreeHand には、リアルトレースに使われるようなメッシュ機能こそありませんが、頭に浮かんだイメージを、直感的に素早く描くための、高速で使いやすいドローツールが満載されています。

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今回は、ツールパレットから、「」と「四角」、さらに「多角形」ツールを紹介しましょう。
ただ、円や四角が描けるだけじゃないの? と思われるかもしれませんが、FreeHandのツールは、奥が深いんです。

描画の際、shift を押しながら描けば、縦横比率が等しい 正円や正方形が描けるのは Illustrator も同じですが、FreeHand の円・四角は、描いた後もずっと、自分が円である、四角であるという自覚があるため、比率を崩した楕円や長方形になってからでも、shift を押しながら変形操作を行えば、即座に正円、正方形に戻すことが出来ます

また、円や四角が選択状態の時に option キーを押すと、線分にポイントが現れます。そのポイントをドラッグすれば、円は扇形に、四角は角丸の四角に、マウス操作の通りに変形します。これらの変形は、属性の解除(グループ解除 コマンド+shift+G)またはオブジェクト結合されるまでは、いつでも再実行が可能です。
角丸四角は、パレット操作により、四隅別々の変更も可能になります。

多角形ツールは、多角形と星形がシームレスに作成できます。多角形ツールのパレットを出すには、ツールパレットの多角形をダブルクリックして下さい。変形させるには、option キーを押して現れるポイントをドラッグします。
デモムービーを用意しましたのでご覧下さい。(円→四角→星形の順にデモしています。 H264のため、環境によってはご覧になれない場合があるかもしれません。)



Illustratorの円、四角ツールは、描いてしまった後は、4つのポイントの集合体であるだけですが、FreeHand の円、四角は、まさに形状属性が生き続けているのが分かると思います。
Illustratorのように、単に4つのポイントの集合体にするには、円、四角の属性を解除します。(グループ解除)

また、楕円や長方形の比率を保ったまま変形させるには、1オブジェクトだけでもグループ化(コマンド G)すれば、shiftキーは比率を保つように機能します。
オブジェクトをダブルクリックするとバウンディングボックスが現れますので、そちらを利用すれば、グループ化していなくても shiftキーは比率を保つように機能します。


FreeHand のグループ化についても、説明しておきましょう。
まず、複数のオブジェクトをグループ化すると、選択表示は、四隅のポイントだけになり、オブジェクト単体を複数選択した場合と明らかに表示が変わります。これは、いま選択したものはグループですよ と言う意思表示です。Illustratorの場合、選択したのもが、グループであるのか、複数オブジェクトなのかは、表示だけでは分かりませんが、FreeHandの場合は、選択表示の違いにより、それがグループかどうかが一目瞭然なのです。

グループ化することで、ポイントなどをドラッグしても、不用意に選択出来なくすることが出来ます。
「使い方-1」に書いたように、FreeHandのドラッグによる選択方法は、触れただけでは選択しないのがデフォルトです。不用意な選択が減れば、重なったオブジェクトなどの選択の際、イライラすることも減ると思いますよ。
(グループの選択は、ドラッグ操作で四隅とも完全に囲うか、直接クリックします。)

グループの中のポイントや単体オブジェクトを選択するには、option キーを押しながら操作します。(ダイレクト選択

グループの中のグループ(ネストされたグループ)を選択するためには、Illustratorのグループ選択ツール(ダイレクト選択ツールに+のついたツール)と同じ機能を持つ ショートカット(スーパーセレクト)を使います。使い方は「使い方-1」を参照して下さい。

下に重なったオブジェクトは、controlキーを併用すれば、クリックするたびに、下のものを探っていけます。
その際、shiftキーも併用できますので、重なったものを複数選択することも可能です。


ただ、グループに対する塗りなど属性の変更は注意が必要です。
FreeHandの歴代バージョンは、グループに対して属性変更を行う場合、内包する個々のオブジェクトの属性を変更していましたが、MXバージョンに限り、グループに対して行う属性変更は、内包する個々のオブジェクトに対しては変更を行わず、グループそのものに、属性を追加する形になりました。(マルチ属性
マルチ属性は、Illustratorのアピアランスの追加と同じものです。グループ選択時の属性変更は、マルチ属性の追加になりますので、注意して下さい。(マルチ属性の追加は、下段に追加されるため、気がつきにくい場合があります。マルチ属性の上下順列はオブジェクトパレットで入替えできます。また、グループに対するマルチ属性は、グループを解除すると消滅します。)

従来通り、内包するオブジェクトに対して属性変更を行うには、「サブセレクト」操作を行えばダイレクト選択状態になり属性変更を行えます。
スーパーセレクト、サブセレクトとも、グループを多用するようになると頻繁に使用しますので、使いやすいキーにショートカット設定し、使いこなすようにして下さい。(文章での説明は回りくどくなりますので、実際に操作しながら体得されることを!)

今回はこの辺りまで。 使い方-4に続きます。


追記:INDEX(目次)を作成しました。 →INDEXはこちら
追記:総集編を作成しました。 →総集編はこちら



※キーボードの、コマンド、option、comtrol 表記は、MACのものです。WINの場合は表記が異なりますので推察して下さい。マウスクリックも、2ボタンの場合 操作が変わるようです。






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シリーズを続けています。 初めてお越しの方は、総集編か、カテゴリーTOPからご覧下さい。
   →総集編 では、FreeHand の真の実力をご覧頂けます。
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   →FreeHand VS CS4 では、最新版の Illustrator CS4 と比較しています。どうよ。
   →FreeHand VS CS5 では、最新版の Illustrator CS5 と比較しています。どうよ。どうよ。
   →FreeHand_入門編 Illustrator の作業が、FreeHand ではこんな感じ。
   →FreeHand_番外編 実践的に使える裏技テクニックほか、様々な情報を提供しています。

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