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アンティークスピーカーを Bluetooth に改造してみた [趣味の修理/改造]

今回は、レトロなアンティークスピーカーを MP3、Bluetooth 対応モバイルスピーカーに改造してみました。

antique_speaker.jpg



このラッパ型アンティークスピーカーは、恐らくかなりの年代物(1930年代頃製?)で、だいぶ以前にヤフオクで入手したものでしたが、音が今イチだったので全く使ってませんでした。 飾りにはいいんですけどもね。
なんとか聴くに堪える音にして、日常使いが出来るよう、今回 改造に挑戦です。


アンティークスピーカーをバラしてみたところ、残念なことにオリジナルのマグネチックスピーカーは入っておらず、現代の SONY製スピーカーが取付けられていました。しかもツイーターなので中低音域が全く出ていない酷い音。アンティークスピーカーはナローレンジが味ですが、ツイーターではダメでしょう。
前オーナーが取り替えたものと思われますが、適当な口径のフルレンジスピーカーが無かったんでしょうね。



まず、きちんと収まるフルレンジスピーカーを探さないといけません。
鋳物製の置台にはレンズ鏡胴のような内径70φの円筒部分があり、スピーカーをリングで挟む構造になっています。ここにスポンと収まる(しかも薄べったい)フルレンジなんて、確かになかなか見つから無いんですよね。
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で、amazon でこんなスピーカーを見つけました。
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なんと、ALTEC 製!
ALTEC と言えば、劇場用スピーカーシステムで一世を風靡した、戦前からあるアメリカの名門企業ですよね。
A5 とか A7 とか呼ばれる大型スピーカーで有名な、「あの ALTEC」ですよ。 ¥490って。
最近は、こんな小さなモバイルスピーカーを作るようになっていたんですね。


antique_speaker8.jpg
amazon では、ご丁寧に寸法図面まで表示してくれていますので、安心して購入。
まさにピッタリ収まりました。



MP3 ボードBluetooth ドングル(どっちも安すぎ!)は、端子の抜き差しやスイッチ(4つ)操作の必要がある為、内蔵するのではなく、底に直付けしました。売るための商品ではないので、これで充分。メンテナンス性も抜群です。(笑)
antique_speaker3.jpg


これで、一応完成かなと思いきや、このシステム構成には色々気になる部分がありました。

まず、MP3 ボードにはバッテリー接続端子があったので、そこにリチウムイオンバッテリーを接続したんですけど、どうやら充電対応の設計にはなっていないようで、USBから給電すると、常にバッテリーには5Vが印加されていました。(駆動専用という事でしょう)これでは過充電になってしまい、すぐにバッテリーがいかれてしまいます。最悪、加熱発火という事も有り得ますね。なので、急遽充電ボードも別途追加することにしました。

さらには、スピーカーから出力される音が、ステレオの片チャンネルだけという事もわかり、設計のいい加減さが露呈されますね。(まぁ、値段からすれば信じられない程良く出来てはいるんですけどね)
これに関しては、内蔵アンプの入力側がステレオの "L" にしか接続されていないことがわかり、"R" と結線させたところ問題無くモノラル出力するようになりました。(下写真の、イヤホンジャック横の赤い線で結線)
なお、この接続は、ジャックを差し込むと機械的にキャンセルされるため、イヤホンジャックからはステレオのままで出力されます。ノープロブレムです。

また、通常この手の MP3 プレーヤーは、MODE ボタン長押しで電源の入切が出切るものですが、こちらのものは対応していないようなので、別途電源スイッチが必要になります。
破格の MP3ボード ¥170 は、このような細かな仕様の設計ミスによる処分価格なんでしょうね。商品化には問題があったので処分品になったんでしょうけど、うまく使えば本当に有用ですよね。


ということで、上記に対応した完成型がこちら。バッテリーは使わなくなった AU製モバイルルーターのものを流用しました。中古ながら2200mAh あるため、丸1日以上(まだまだ持ちそうだけど限界までは試していません)の連続再生が可能でした。もちろん、充電しながらの連続使用も可能です。

antique_speaker5.jpg

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充電ボードは mini USB、MP3 ボードは micro USB なので、どちらのコードも使用可能というおまけ付き!






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斯くして、アンティークスピーカーの改造、無事完了。
大型のレトロスピーカー、YAMAHA NS-30 の前で記念撮影。

ALTEC スピーカーは、極めて真っ当な音を出してくれていますが、さすがにホーンを通すと味わい深いレトロな音に変身しますね。 勿論、ツイーターが付いていた時のみすぼらしい音とは雲泥の差です。
バッテリーの持ちもいいので、一日中 BGM を奏でてくれます。
使い勝手は抜群。 見てくれも、音も、JAZZ が似合う素敵なスピーカーになりました。




→ beats pill を修理してみた。(その2) をアップしました。




→ beats pill を修理してみた。 はこちら
→ スマートウォッチを修理してみた。 はこちら
→ ロボット修理編はこちら +こちらも




タグ:修理
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